[チェックリスト]注文住宅を建てるまでの具体的な段取り・流れ
注文住宅
2024.02.07
[チェックリスト]注文住宅を建てるまでの具体的な段取り・流れ
家を建てようと決めたものの、何から進めればいいのか分からない方へ向けてのチェックリスト。家を建てると決めてから、完成・入居までのおおまかな流れも把握できます。ほとんどの方が初めてになる家づくり、不安なまま進める前にこのチェックリストを活用して後悔しない家づくりを進めましょう。
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この記事の目次
住まいの要望と条件をまとめる
□新居でしたい暮らしのイメージを固める。
建てたい家のイメージと、理想の暮らしについて家族で話し合ってみましょう。依頼先に的確に伝えるために、暮らしたいイメージを言葉で書き表したリ、好みの雰囲気の写真などをクリッピングしておき、それぞれに優先順位を付けておくといいですよ。
□依頼先に対する要望をまとめる。
依頼先と言っても、ハウスメーカー・工務店・建築家など様々な種類があります。『地域に密着している』、『土地探しから一緒にしてくれる』など会社に対する要望と、『資金相談がしたい』、『建物の事を色々教えてほしい』など担当者に対する要望などを分けてまとめておくと後々便利です。
□総費用を把握し、建築地の条件を決める。
建てたい家のイメージと、理想の暮らしについて家族で話し合ってみましょう。依頼先に的確に伝えるために、暮らしたいイメージを言葉で書き表したリ、好みの雰囲気の写真などをクリッピングしておき、それぞれに優先順位を付けておくといいですよ。
※申請手数料や水道負担金などの諸経費用のことも考えておくと後々スムーズです。
依頼先を選ぶために情報を集める
□情報誌、インターネットなとでカタログを請求する。
少しでも気になる会社や住宅商品などを見つけたら積極的に情報を集めましょう。この段階で福広く情報収集をすることで、会社選びのポイントが絞られたり、今まで知らなかった情報を得ることで家づくりに対する幅がぐっと広がります。
□展示場などで担当者と会ってみる。
先にまとめた要望や条件と照らし合わせ、依頼先候補を7~8社程度に絞り込んで、それぞれの会社に接触してみましょう。展示場や完成現場見学会などに参加し、実際に建てた家や会社の雰囲気、担当者との相性などをチェックしましょう。
数社に絞り見積もりを取る
□見積もりの条件をまとめて各社に依頼を出す。
条件に合う依頼先候補を3社程度に絞り込めたら、敷地調査と見積もりを依頼しましょう。もちろん後で比較検討出来るようにすべての会社に同じ条件を提示しましょう。見積もりに必要な情報や依頼の方法、費用がかかるのかなどを事前に調べておきましょう。
□比較検討し、再度見積もりを提出してもらう。
『プラン』、『工事費用』、『使用設備・建材』の3つポイントで見積もりを比較検討しましょう。見積もり項目の思い違いを防ぐためにも、見積もり提案の際は担当者から各項目の説明を受ける事をおすすめします。内容を確認し変更点などが出たら、必要に応じて再度見積もりを提出してもらいましょう。
依頼先を決めて契約を結ぶ
□工事請負契約を結ぶ。
見積もり内容のほか、担当者との相性や設計・施工・保証制度など、総合的に判断して気に入った1 社を決めましょう。選ばなかった会社には断りの連絡を入れるのがマナーです。工事請負契約は複数の書類・書面があるので事前にもらいよく目を通してから契約しましょう。
□詳細プラン決定後、建築確認申請を行う。
間取や設備などの詳細プランがすべて決定したら、依頼先を通して役所に建築確認申請をしましょう。建築確認申請とは、設計プランが建築基準法など関連する法規制に合致しているか確認してもらう事で、審査が通ることで建築許可がおりるのです。
□住宅ローンの申込を行う。
詳細プランが確定すると建築工事費も決まるので、返済期間や返済額などの資金計画を決め、金融機関へ住宅ローンの申込を行いましょう。諸手続に不安な人は、依頼先の担当者に同席をお願いしてみて。心強い味方になってくれます。
建築工事スタート・現場チェック
□近隣挨拶・地鎮祭後、いよいよ着工へ。
工事スケジュールが確定したら、近隣に挨拶へ行きましょう。担当者や現場監情と一緒に行き工事期間などの概要を説明してもらうと艮いです。その後地鎮祭を行いますが、地鎮祭を行わない場合でも地縄張りには必ず立ち会い、図面と合っているか確認をしましょう。
□上棟式には現場チェックを行う。
建物の骨組みと屋根組がほぼ完成した段階が上棟式を行うタイミング。完成したら見えなくなる基礎や構造(柱・梁など建物にとって重要部分)を同時にチェックできる時でもあるので、上棟式を行わない場合でも必ず上棟時には現場に行き確認しましょう。気になる点は現場監督に確認を。
竣工検査を終えて完成・入居へ
□引き渡し書類をもらい、引越・入居。
完成後、内外装のキズ・汚れがないか、設備機器が動くかなどの竣工検査を行います。それらの補修が完了したら、引き渡し証明書と鍵をもらい、いよいよ入居ヘ。新居の保証書、緊急時のメンテナンス連絡先、完成図面も忘れずにもらいましょう。
□登記手続き後、住宅ローン実行。
完成後1ヶ月以内に役所へ行き、建物表示登記や所有権保存登記などを行いましょう。ローンを実行する際に、抵当権設定登記費用のほか地震保険や事務手数料などの現金が必要となるので、あらかじめ担当者に相談して準備しておきましょう。
まとめ
- ・理想の住まいのイメージや予算、条件をまとめる
- ・わからないことは担当者にしっかり確認する
- ・図面や契約と相違ないか、現場でもチェックを行う